上顎前突(出っ歯)の予防

こんにちは、栄駅前矯正歯科クリニック、矯正歯科医の吉岡です。
子どもたちには楽しみな夏休みが目前に迫ってきましたね。
今日は子どもの上顎前突(出っ歯)の予防についてお話しします。
予防には以下のような方法があります。
乳幼児期からの正しい習慣
指しゃぶりや口呼吸などの習癖を早期に改善することが重要です。
これらの癖は上顎が大きくなり、下顎は逆に小さくなるため、3~4歳頃まで癖が続いていたら治すことが予防につながります。
お子さまがお口ぽかんになっていませんか?
定期的な歯科検診と早期治療
定期的な歯科検診により、歯列の発育状況を確認し、早期に問題を発見することが大切です。
特に乳歯から永久歯への移行期に、歯列の乱れを早期に発見し、適切な治療を行うことで予防できます。
食生活の改善
食べ物を十分に噛むことで、顎の発育を促すことができます。噛む力を高めることで、筋肉が正常に発育し、上下顎の適切な発育が期待できます。
だからと言って同じものばかり食べるのではなく、バランス良く食感の違う食材を一度に口に入れられるようにして噛む回数を増やすなど、楽しくメニューに工夫をしてみてください。
口腔の筋機能の改善
舌が歯の裏を押したりすると上顎前突が起きやすくなるため、口腔筋の訓練(MFT)によって予防します。写真の年齢別の最大舌圧の目安を見ていただきたいのですが、年を取ると舌圧は小さくなっていきます。言い換えれば若いほど舌圧は高いです。舌圧が大きいことは悪いことではなく、舌の置き場所や押す場所が悪いことが問題を引き起こします。
舌がいつもどこにあるかわからないと思います。そのため改善する時に矯正治療と並行して訓練を行うことが望ましいです。
学校歯科健診でかみ合わせのところにチェックが入ったお子さまも多いのではないでしょうか?長い夏休みを利用して、一度矯正歯科へ相談に行ってみるとよいですね。